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Quanmax MITX-DNVE(Atom C3558)レビュー

Quanmax MITX-DNVE(Atom C3558) Review

はじめに

Quanmax MITX-DNVEが中古で出回っていたので購入しました。元々は企業向けエッジサーバーやアプライアンス機器に組み込まれるために設計されたものですが、ここ数年でたびたび放出されているみたいです。

機器仕様

項目Quanmax MITX-DNVE (Atom C3558)
CPUIntel Atom C3558(4コア 4スレッド 2.20GHz、TDP 16W)
メモリDDR4 2133MHz フルサイズDIMM ×2スロット(ECC対応、最大64GB×2)
ストレージSATA 3.0 ×6、M.2 (Key B) ×1、mSATA ×1(オプションでeMMC搭載可)
ネットワークGigabit Ethernet (RJ-45) × 4ポート
グラフィックオンボードVGA(基板上のチップによる出力)
消費電力CPU単体 16W / システム全体 約20〜30W程度
冷却ファンレス(ファン電源端子による設置可)
BIOS/UEFIサーバー・産業用設計(Watchdogタイマー、ヘッドレス運用対応可)
USBポートUSB3.0×4
拡張スロットPCIe x8 ×1、mPCIe ×1

メモリに関して、CPU自体はRDIMM利用時に最大256GBまでサポートしています
以下製品画像です。

Quanmaxはドイツの産業用PCメーカーKontronグループに属しており、Kontronにほぼ全く同じ設計の製品が存在します。
色々探してみましたが、Quanmaxのマニュアルが見つからなかったため、今回はKontronの公式サイトで公開されている同一製品のPDFマニュアル(kontron-mitx-dnv-user-guide-rev-1d5-2020-04-07.pdf)を参考に配線作業を行いました。

通常、ピンヘッダはIntelの標準規格に沿って「9ピンのブロック1箇所」に電源ボタン、リセットボタン、各種LEDが綺麗にまとまっているものですが、このマザーボードは完全な産業用・組み込み向けで、
ピンヘッダは「FP1」と「FP2」の2か所に完全に分断されており、しかもその並び順が特殊でした。

以下詳細です。

FP1のピン配列

実際の機器との比較

FP2のピン配列

実際の機器との比較

見ての通り、FP1にはリセットボタンとHDD LED、スピーカーがあったり、FP2には電源ボタンと電源LEDに加えて、普通のPCには存在しないSMBus(システム管理バス)やバッテリー低下警告(BAT_LOW#)などの管理用ピンが同居しています。

テスト起動

手持ちの余った電源・メモリで起動させてみました。24ピンのみの接続でCPU補助電源などないみたいです。

とりあえず手持ちのドライバーでショート起動させてみたところ、しばらく待ってからビープ音が鳴り、画面出力されました。

セットアップ画面です。問題なくメモリも認識されているみたいですね。

まとめ

実をいうと、このAtomがずっと欲しかったので最高にHighってやつです。一番はじめはSuperMicroのMITXなどをみていましたが、中古で8万ぐらいするので・・(Amazonのリンクはこちら
流石に買えないなとしょんぼりしていた矢先に、このマザボを見つけたという感じです。

Atom C3558(Denverton)の最大の魅力は、4コア/4スレッド、最大2.20GHz動作、8MBのキャッシュを備えながら、TDPが16Wという点です。この低い消費電力で、ネットワークやストレージ処理に十分なパフォーマンスを出してくれると思ってます(自宅用では持て余すレベルではありますが)
メモリに関しても、このマザボは最大128GBまで積めるので「Atom(128GB)」とかいうメモリましまし省電力マシンが作れちゃいます。

以上、名機と名高いAtom C3558を積んだこのマザーボードのレビューでした。参考になれば幸いです。
このまま裸で置いておくのもあれなので、ケースを近々買ってきて作成してみたいと思います。

おわり